鈴木のブログ

究極のダメージレスは本当か?実際にグラッツでパーマをかけてみた!

【くせ毛のプロフェッショナル】鈴木です。

EARTHでかける事が出来る究極のダメージレスパーマ、グラッツを知っていますか?

パーマをかける時にオススメされて聞いた事があるかもしれません。

もしかしたら値段も1番高くて時間も通常よりかかるので断ってませんか?

本当にダメージレスでかけれるパーマなので、この記事を読んでもらって次にパーマをかける時の参考になればうれしいです。

カット前の状態

こちらの方は、月に一回必ず白髪染めをしています。

2~3か月前に通常のパーマをかけていて、カットは整える位。

カラーは南松本のカラー専門店で。

カットとパーマは松本の駅前のお店で。

シャンプーの時に感じたのは、髪の毛全体のきしみと毛先のひっかかり。

典型的なアルカリによるダメージだと思われます。

この状態になるとこれ以上傷ませたくないからパーマをかけたくないと言う人も。

ヘアスタイルのシルエットは、頭のてっぺんとつむじがつぶれてボリュームを感じません。

髪質もストレートなので余計にボリュームが無いように感じます。

逆にすそ周りには、伸びてきたパーマが重なりボリュームが出てしまっている状態。

これでは、収まりも悪くバランスも悪いため、お手入れがやりにくいと思います。 

カット後の状態

まずは、スタイルが良く見えるカットをしていきます。

グラッツがとっても素晴らしいパーマだとしてもシルエットのベースはカットです。

カットしないでパーマだけかけてもほとんどの場合、うまくいきません。

パーマで直毛からくせ毛風などの質感だけは変えれます。

しかしカットしないでパーマをかけると立体感が出しにくいのうえに、ただふくらむだけのような感じになります。

まさに先程のカット前の写真と同じような感じになります。

なのでパーマをかける場合は、

  • メリハリのあるカットをしてさらに強調していく為にパーマをかけるのか?
  • しっかりパーマをかけて立体感を出してもふくらまないように毛量調節とグラデーションを入れるていくカットが必要な質感重視のパーマなのか?

だいたいこの2つに分けられると思います。

カットだけでもパーマだけでも目指すヘアスタイルは完成しないのです。

なので今回は、メリハリのあるシルエットを目指しました。

首が細く見えるようにえりあしを沿わせて、後頭部に丸みを出してボリュームを感じるように。

さらにトップにボリュームが出るようにパーマをかけていくと。

さらにステキなヘアスタイルが出来るはずです。

グラッツの薬剤はすごい!

グラッツは、髪質とダメージの状態に合わせてこちらの2つの薬剤を混ぜてパーマをかけます。

特にこの小さいのがグラッツパーマのダメージレスの主役です。

ヨーロッパ発祥のGMTと言われる還元剤で、アルカリ無しでパーマをかける事ができるのです。

アルカリが入っていないとなぜいいのかと言うと、

  • ツンとした匂いがないので臭くない
  • 髪を膨潤させないのでダメージレス

カラーやパーマや縮毛矯正などにアルカリは必ず入っています。

でもアルカリがダメージの原因になる事がとても多いのです。

必要なのでアルカリを入れている訳ですが、

グラッツはアルカリを入れないでパーマをかける事を可能にしたのです。

これは本当にすごいことです!

今までの美容師の常識から考えたらありえない事です。

グラッツの薬剤を塗布

では、実際にかけていきましょう!

まずは髪の毛全体に塗っていきます。

通常のパーマと違い、巻いてから薬をつけません。

工程は、デジタルパーマとほとんど一緒です。

はけで頭皮につかないように塗っていきます。

ロングの方は、カールの欲しいところだけ塗っていきます。

今回は、ショートヘアなので全体に。

まず髪に薬剤を浸透させます。

今回は、反応が早くて5分程で薬剤を流しました。

通常は10分から15分位だと思います。

アルカリによるダメージが想像以上にあったので反応が早かったです。

通常のパーマとグラッツパーマの最大の違いは、手触りの質感です。

この方の髪の状態ならグラッツ以外は、手で触った時にさらなるきしみを感じると思います。

しかしほとんどの方はかけた後の方が髪質が良くなったと勘違いする位、手触りがいいです。

巻いた後

こちらが巻き終わりです。

グラッツパーマは、デジタルパーマの機械を使いかけていきます。

写真で見るとすごい状態ですね。

60℃で10分間、温めながらカールを形状記憶させていきます。

髪質やダメージによって時間や温度は変えていきます。

そして外すとこんな感じ。

かなりボリュームがあるシルエットになってます。

もしこれが仕上がりならイマイチですね。

でも安心してください。

これは、もちろん仕上がりのシルエットではありません。

だいたいパーマは、巻いたロッドの倍の大きさのカールになります。

今の状態から1.5倍位ゆるいカールが出るはず。

僕は、ロッドの大きさに対して2回転半を目安にパーマを巻いています。

そこを基準に、

前回どうだったか?

と言う話をお客様としたいのです。

美容師は、決してセンスや感覚のみでパーマをかけているわけではありません。

お客様と一緒にヘアスタイルを作りたいのに自分の基準がないとそもそも合わせられないと考えています。

そしてこの後、パーマのカールを固定するお薬をつけていきます。

そうするとくるくるカールが柔らかいカールに大変身!

どうでしょうか?

根元が立ち上がり、トップにボリュームを感じますね。

毛先の動きも加わり、きっと乾かしただけで華やかさがプラスされると思います。

そして何より手触りがすごくいい!

パーマをかけた後の方が、髪の状態が良くなったと感じる位。

仕上げは、ハンドブローで簡単に。

どうでしょうか?

カットだけより華やかさを感じませんか?

しかもグラッツなら今までダメージが気になって諦めていた方でも、本当にオススメです!

ダメージレスなのに弾力のあるカールを手に入れられるのは、グラッツだけ。

お客様のなりたいヘアスタイルに対してどんなパーマでもかけるだけなら出来ます。

でもせっかくなら自分の髪質に合わせてダメージレスにかけた方がオススメです♪

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