美容室の事業計画のために必要なコンセプトの考え方
美容室の事業計画は、3つの要素で成り立っています。
- いくら稼ぐのか?
- いくら用意できるのか?
- いくら必要なのか?
この3つの要素の適性を判断するために必要なのが、コンセプトです。
コンセプトとは?
- 社会的使命・社会的役割
(ミッション・コンセプト)
コンセプトは、事業計画の大黒柱のような存在です。
そのためにしなければならないことは、コンセプト構築です。
コンセプト構築とは?
コンセプト構築をするために最初にするべきことは、「誰のために何をしてあげられるのか?」を考えることです。
この時の考えるポイントは、コアターゲットをイメージすることです。
ちなみにコアターゲットとは、「自分が最も理想とするお客様像」のことです。
コアターゲットの考え方
コアターゲットを考えるコツは、まず来て欲しくないお客様を想像することです。
来て欲しくないお客様のイメージ
こだわりが強すぎる
とにかく安くしたい
予約の時間に遅刻する
言っていることが分からない
とにかく時間を気にする
髪のお手入れをしない
来て欲しくないお客様の真逆のイメージが、コアターゲットになります。
来て欲しいお客様のイメージ
他人目線のこだわり
良いものにお金を払う
予約の時間を守る
お任せしてくれる
時間に余裕がある
髪のお手入れをしっかりする
具体的なコンセプト
コアターゲットを設定すると、サービス、技術、料金設定など、具体的に考えることができます。
このコアターゲットが喜ぶ価値提供こそが具体的なコンセプトになります。
コンセプトに合わせたお店のイメージ
コンセプトが具体的になりコアターゲットが決まると、どんな美容室にしたいのか自身のイメージを明確化できます。
- こんな立地で、この物件ならコアターゲットが来てくれるはず
- この料金で、こんなサービスならコアターゲットは喜んでくれるはず
- コアターゲットをこんな雰囲気の空間のお店で迎えよう
空間コンセプト(空間イメージ)
ここでやっと見えてくるのが店舗のイメージです。
お客様と自分の理想の場所=店舗
お客様と自分が一緒にいるシーンを想像してみてください。
理想の場所=空間コンセプト(空間イメージ)
空間イメージは、単純に自分の好みの空間を作るのではありません。
美容室は、コンセプトに合わせてコアターゲットとなるお客様と自分の理想の場所を作ることが大切です。
まとめ
コンセプト構築をするために最初にするべきことは、「誰のために何をしてあげられるのか?」を考えることです。
この時のポイントは、「自分が最も理想とするお客様像」をイメージすることです・
コンセプトは、事業計画の大黒柱のような存在です。
- いくら稼ぐのか?
- いくら用意できるのか?
- いくら必要なのか?
この3つの要素の適性を判断するために必要なのが、コンセプト(社会的役割)です。
抽象的なコンセプトだと事業計画もあいまいになってしまいます。
コンセプトは、将来の自分のお店のあり方を決める指針になるのでしっかりと考えましょう。
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