美容室開業は人生の分岐点?!技術者から経営者になるために必要な2つのマインドセット
美容室を開業してもずっと技術者のままでよいのか?
この疑問に正直なところ正解はありません。
しかし美容室開業は決してゴールではなく、経営を続けていくための最初の一歩でしかありません。
そう考えると技術者から経営者になると決めるべきです。
なぜなら経営者は「時間とお金」の2つを手に入れることができるからです。
正解は人それぞれですが、ここでは経営者になり「時間とお金」を手に入れるために必要なマインドセットを2つご紹介します。
なぜ経営者になると決めるべきなのか?
カリスマ経営コンサルタントのロバート・キヨサキ氏は、「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」でこのように書いています。
大事なのは何を「すべき」かではなくて、どんな人間に「なるべき」かだ。
引用:「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」13ページ、筑摩書房、著者:ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター、訳者:白根美保子
そして著書の中で「私たちは4つのキャッシュフロー・クワドラントのどこかに属している」と書いています。
4つのキャッシュフロー・クワドラントとは?
キャッシュフロー・クワドラントとは、お金がどこから入ってくるかによって従業員、自営業者、ビジネスオーナー、投資家の4つに属するという考え方です。
- employee従業員
労働収入
- お金×
- 時間〇
雇われている人・サラリーマン
決められた時間から時間まで労働し、決まった額の給料をもらう。
- 安定した仕事
- 定年あり
- 組織の一員
- やりくりで生活するのが一般的
- 将来の不安や職場の不満あり
- self-employed自営業者
労働収入
- お金〇
- 時間×
自分でお店・会社をやっている人
自らが雇い主で自由に店舗や規則や経営方針を決めることができる。
やればやった分だけ全て自分に返ってくるので頑張ればお金持ちになれる。
- 時間がない人が多い
- 支出も多い
- 体が資本
- 自分が全てという不安あり
- busincssownerビジネスオーナー
権利的収入
- お金〇
- 時間〇
ビジネスを持つ人・自由人
自分のために働いてくれるビジネスシステムを持つ人。
- 自分でビジネスシステムを作る
- ビジネスシステムを買う(フランチャイズ)
- ネットワークビジネス
- inverstor投資家
権利的収入
- お金〇
- 時間〇
資本や才能を持ち・自由人
お金が自分のために働いてくれる。
アパート経営者、駐車場のオーナー、著作権、版権、株主などの権利を持つ人。
才能と資本が必要だが、時間の自由とお金が入り続ける不労所得のお金持ちになれる。
4つのクワドラントのどこに属していても努力しだいで経済的に自由になることは可能だと思います。
しかし本当の自由を手に入れることはできないと考えています。
美容師はどこに属するのか?
美容室を開業したら自営業者、スタッフとして雇われているなら従業員になります。
そして美容師の働き方は、基本的に労働収入です。
労働収入の悩みは、「時間とお金」のどちらかが足りないことです
- employee従業員
労働収入
- お金×
- 時間〇
- self-employed自営業者
労働収入
- お金〇
- 時間×
美容室を開業すると従業員のときよりお金を稼げるようになるはずです。
しかし今度はお金はあるけど忙しくて時間がないという状況になりやすいです。
権利的収入があると本当の自由が手に入る
「お金と時間」を手に入れるためには、権利的収入が必要です。
- busincssownerビジネスオーナー
権利的収入
- お金〇
- 時間〇
- inverstor投資家
権利的収入
- お金〇
- 時間〇
権利的収入を簡単に説明すると、自分が働かなくてもお金が入ってくることです。
美容室経営者の権利的収入の例
- スタッフを雇う
- オリジナル商品をECサイトで売る
- 経営ノウハウを動画で販売する
- お店をフランチャイズ展開する
色々なアイディアから自分だけの仕組みを作ることができれば収入が自然と増えていきます。
美容室を開業したら「お金と時間」を手に入れるために技術者から経営者になると決めることをおすすめします。
経営者になるための考え方
モントリオール五輪(1976年)射撃・金メダリストのラニー・バッシャムという人が「メンタル・マネージメント」という考え方を世の中に出しました。
このメンタル・マネージメントは、スポーツだけでなくビジネスにおいても勝つための正しい考え方を身に付けることができます。
そこで、わたしは、メンタル・マネージメントをアムウェイ・ビジネスで試してみることにしました。
メンタル・マネージメントの原則に従い、目標を設定し、セルフ・イメージを大きくするように行動したおかげで成績も伸び、収入も増えました。
引用:「メンタル・マネージメントー勝つことの秘訣」7ページ、星雲社、著者:ラニー・バッシャム、藤井優
メンタル・マネージメントとは?
メンタル・マネージメント理論の中で、勝つために必要な要素として「意識」「下意識」「セルフイメージ」の3つのバランスを伝えています。
- 意識
- 下意識
- セルフイメージ
ビジネスにおける意識とは?
ビジネスにおけると意識は、まだ達成したことがない夢や目標の最初の一歩目のことです。
- お金を稼ぎたい!
- 働いてくれるスタッフを幸せにする!
- フランチャイズ展開する!
意識は心のスクリーンのようなモノです。
- リアルに想像する
- リアルにイメージする
- 本気でなりたいと強く思う
- 理想を想い描く
夢や目標を叶えるときは、「意識」、「考え方」、「シュミレーション」、から始まるのです。
メンタル・マネージメントにおける意識とは、目標を決めて必ず手に入れると決意して達成するまで諦めずに続けることです。
下意識とは?
下意識とは、「意識」のレベルを超えて行える行動の基礎のことです。
簡単に説明すると、何も考えずに自然にこなせるようにすることです。
練習(質と量)を繰り返すことで手に入れる技術を指すことが多いです。
技術は身に付けた結果、クセと言われることもあります。
メンタル・マネージメントにおける下意識とは、何度も反復しながら練習を積み重ね失敗を繰り返しながらコツを掴み、クセの段階まで昇華させ続けた結果のことです。
ビジネスにおけるセルフイメージとは?
セルフイメージは、日常生活における考え方や行動の仕方によって決まります。
もし「時間とお金」が欲しいと思ったら「セルフイメージ」を大きくするために何ができるのか考えなくてはいけません。
それぞれの習慣・考え方・捉え方は異なるのですが、強く決意することで変われる可能性が一気に高まります。
能力や人柄の違いは問題ではありません。
まとめ
未来は自分ですべて自由に決められます。
日々やりがいのある仕事をしているけど、1日10人以上の施術をしている忙しい技術者のままなのか?
収入を増やしながら働く時間を少なくして、家族と過ごせるゆとりのある経営者になるのか?
夢や目標を強く決意して行動するだけで現実化します。
美容室開業は決してゴールではなく、経営を続けていくための最初の一歩でしかありません。
技術者から経営者になると決めるべきです。
なぜなら経営者は「時間とお金」の2つを手に入れることができるからです。
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